2011年09月11日

ベネチアで日本人2人が新人俳優賞

映画「ヒミズ」(園子温監督)で主人公を演じた染谷将太とヒロインの二階堂ふみが10日、イタリアで開催されていた第68回ベネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)に輝いた。1998年創設の同賞で日本俳優は初受賞。10代の若手俳優2人が世界の大舞台で快挙を成し遂げた。 「ヒミズ」は、「行け!稲中卓球部」で知られる古谷実さんの漫画が原作。東日本大震災後の日本に設定を変更し、津波によって一面のがれきとなった宮城県石巻市の映像を使っている。

 染谷は、虐待を繰り返す父親を殺害し、生きる望みを失った虚無的な中学生を熱演。二階堂は主人公に好意を寄せる同級生役で、少年をけなげに励ます少女を、明るく力強く演じた。

 劇中で2人は取っ組み合い、声を張り上げながら互いを理解していくが、激しい感情表現を求めた園監督は、全力で応えた染谷と二階堂に「この2人でやれたからこその映画だ」と称賛した。

 染谷は東京都出身。01年、9歳で映画デビュー。09年に映画「パンドラの匣」で初主演し、第35回モントリオール世界映画祭でイノベーション賞を受賞した「アントキノイノチ」にも出演した。

 物心ついたころから女優を志していたという二階堂は、12歳のときに地元沖縄でモデル活動をはじめ、役所広司監督の「ガマの油」(09年)で映画デビューした。
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