2011年08月24日

島田紳助引退 突然の会見で「本日限り」…暴力団関係者と親密交際

東京・新宿の吉本興業東京本部で23日午後10時から会見が開かれ、所属タレントの島田紳助が、この日限りで同社を退社し、芸能界を引退することを発表した。会見で紳助は暴力団関係者との交際があったことを告白。吉本興業は「自ら社会的責任を取って芸能活動から引退したい旨の申し出を受けました」と、紳助の意向で一線を退くことになったという。現在、レギュラー番組6本を抱える人気司会者の突然の引退劇に、芸能界への影響は計り知れない。

島田紳助さん引退動画
 午後10時、紳助は約300人が待つ会見場へ姿を見せた。表情をこわばらせ、口は真一文字に結んでいた。泣き虫で有名だが、涙を見せる気はなかった。「今日をもって芸能界を引退します」。こう宣言した後、暴力団関係者との交際が、芸能界を去る理由だと説明した。

 吉本興業は8月中旬、外部の人間から、紳助が05年6月から07年6月まで暴力団関係者Aと携帯メールをやりとりしているとの情報を得た。社内調査を行い、紳助が日本テレビ系「24時間テレビ34」の出演が終わった21日、本人に事情を聴取した。紳助はその場で、「引退します」と明言し、この日午後5時ごろ、受理された。

 紳助とAは数十年来の付き合いだった。そして、十数年前、紳助が抱えていたトラブルを、Aが独自の判断で、暴力団関係者Bに解決してもらった経緯がある。

 「そこで恩を感じました。Aさんを介し、Bさんにメールを送った。この十数年でBさんに会ったことは5回ほどしかありません。芸能界のルールとして、この関係はセーフだと思っていた。認識が甘かった。僕が間違っていました」。紳助が経営する大阪市内の飲食店で会ったこともあるが、交際しているという認識はなかった。後輩にも示しをつけるため、自ら重い決断に至ったという。

 紳助の認識では、Aさんは暴力団関係者ではない。ただ、吉本興業は大阪府警の資料なども含め、暴力団関係者と認定している。総合的に判断して厳しい処分を考えていたが、紳助が引退を決意した。

 会見中、1度だけ涙を見せた。21日に引退を決断し、タレント仲間、テレビ局関係者に引き留められた。22日には上地雄輔が自宅に来て、引退撤回を説得された。

 「(引退することへの)後悔の涙ではないです。皆さんの熱い思いを思い出しての涙です」。自身の決断にブレはなかったと言い切った。

 「この程度なんですよ。頻繁に(Bさんと)密着しているわけではありません。この程度で引退しないといけないんです。ほかの芸能人の皆さん、気をつけてください。島田紳助の最後の切腹の介しゃくをしていただき、ありがとうございました」。紳助は今後、若い人間に勇気を与えられる仕事をしていきたいという。

 ◆島田 紳助(しまだ・しんすけ)本名・長谷川公彦。1956年3月24日、京都市生まれ。55歳。75年、漫才コンビ「島田紳助・松本竜介」でデビュー。80年「第15回上方漫才大賞」新人賞、81年「第1回花王名人大賞」新人賞などを受賞。85年にコンビ解散。91年公開の映画「風、スローダウン」では監督を務める。テレビ番組の司会を中心にCM出演、著書多数。現在、日テレ系「行列のできる法律相談所」など6番組でレギュラー。
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