眉村卓 妻に捧げた1778話 (新潮新書)

「笑うことで免疫力が上がることがある」。眉村さんはそんな医師の言葉を信じ、がんに侵された妻・悦子さんのために、毎日1編、原稿用紙3枚以上の短編小説を書き続けた。眉村さんが書く物語を糧に、悦子さんは1年の余命宣告を乗り越えて5年の歳月を懸命に生きた。物語が1778話を数えたとき、2人に運命の瞬間が訪れる。
「黄泉がえり」で興収31億円のヒットを記録したコンビが再びタッグを組んだ。草ナギが演じるのは眉村さんをモデルにした主人公のSF作家・牧村朔太郎。高校時代から連れ添ってきた妻の節子役には竹内が起用された。草ナギは「悲しいだけでなく、ファンタジックな部分もあり、どう映像化するのかすごく楽しみ」。竹内は「台本を読んで草ナギさん演じる主人公の思いに激しく心を打たれてしまいました」。最後まで強い愛のきずなで結ばれていた夫婦を演じる。
監督は、草ナギ主演の人気ドラマ「僕の生きる道」(03年)、「僕の歩く道」(06年)などを手掛けた星氏。眉村さんの実話に感動した星氏は「『僕の―』シリーズと企画が一致すれば、いい映画を作れるのでは」と発案。「悲しい話だけではなく、世界一幸福な夫婦の物語」を目指すという。このほか共演には谷原章介、吉瀬美智子、大杉漣らが決定している。
撮影は先月24日に始まり、12月26日クランクアップ予定。2月完成予定で、5月のカンヌ国際映画祭など海外へも積極的に出品していくという。













